プルルル・・・プルルル・・・

昨日、このような電話が自宅に掛かってきました。


「もしもし。私、(入学予定の高校名)高校の1年主任の○○と申しますが」


(ん? 今度行く高校の先生?)


「こんにちは。ご入学おめでとうございます。」


あ、はい。ありがとうございます。


「あのーこの度はちょっとお願いがあってお電話を入れさせてもらいました」


はぁ。なんでしょう。


「実はですね、入学式の時の『新入生の言葉』というものを」


(む?・・・・・・も、もしや・・・)


「ぜひキミにお願いしたいんです、はい」


(え・・・いきなり電話で言われても・・・)

あの、それは・・・自分で、考えて・・・。


「いえ、言ってもらう言葉は学校の方で用意しますので。
 壇上に上がって、言ってもらうっていう形になります」


はぁ。


「どうですか。やってくれますか」


う・・・・・・


・・・わかりました。


「そうですか。よかった。では・・・」


この後は、打ち合わせの関係で4月の初めにちょっと学校の方へ来てもらいたいっていうのとか、その日程だとかを話し、「それでは」と電話はつつがなく終了。

(※記憶力ないんで、この会話は忠実に再現したものではありません。だいたいこんな感じでした)







来てしまった。電話が・・・電話が来てしまった・・・。
なんで、なんでいつもいつもこういう役回りがくるんだ・・・。


断ればよかっただろう、とおっしゃる方がいるかもしれませんが、考えてみても下さい。


いいか訊かれる → 断る → そんなに大変なもんじゃないから、と説かれる → それでも断る → そうですか、残念です、で電話終了 → 入学する → その教師は僕を認知している。しかも相手は学年主任 → 気まずいムードEND


という嫌な一連の流れが、高校入学直後に成立してしまうおそれがあります。
それだけは避けたい。出来れば昨日の電話のようにつつがなく平和で平穏な高校ライフを過ごしたい・・・。

というのは単なる杞憂、単なる僕の大げさな妄想でしょうか。


・・・そういった根拠の元、諸悪の根源である「その考え」が生まれてしまいました。



『あらかじめ決まった言葉を淡々と言うだけ・・・それだけなら・・・別にいいかな』



はい、中学ン時の生徒会EXPを生かしきれていなーい。
はい、またすぐに簡単だろうと思い込む「油断しまくり症」が発症してるー。

はい、ダメ〜!





・・・白昼夢であって欲しかった。。。
本番コケたらどうしようかな。


というなんとも初っ端からずーーーんなお話でした。ノンフィクションです。
では。