実際のところ、アイデンティティを正しく理解できていない気がする

ある曲を聴いて、ちょっと昔にあった出来事を思い出してみました。
出来事といっても、確か小学生時の授業の一環としてあったことで、人間性を培うにはそんなに珍しい内容ではないものだとは思うのですが、その曲を聴いていたら、ああなんか公定歩合の上げ下げ並に重要なコトを話してくれていたのかなーとしみじみ感じました。


その曲ってのが、現在放送中の「俗・さよなら絶望先生」OPテーマ空想ルンバです。


重要なのはその曲の歌詞部です。なので一部歌詞を引用します。





俺の値段を誰が決めた?

星や花が 僕らの心にも

(輝いてることを 知らないから やつら)

安い値をつけやがって たかをくくったな

(牙や爪を研ぐことを 知らないから やつら)

破格値をつけやがって

食らいつけ!






「皆さん、人に値段をつけることってできますかー?」

担任教師の質問、誰もが同じ回答を示しました。

「「「つけれませーん」」」

そして、そんな回答を示すことなどお見通しだとでも言いたげな、まさしく計算通りにことが進んだことに対しての余裕の表情を見せて担任教師は一言。


「なんでー? どうして値段をつけられないのかな?」


まだ感受性だか順応性だかに富んでいなかった自分たちはだんまりを決め込む。
むむむ・・・何言ってるんだこの人・・・と心にもないことを思っていたのかもしれません。
とにかく答えが出てこない・・・

そんな記憶が頭の淵に残っていました。



なぜ人に値段をつけることはできないのか。そんないま訊かれたら論理的に回答できそうな(できないけど)質問を思い出させてくれたこの曲。すごいOPテーマだとは思いませんか。

つまりは、いわゆる道徳の授業と通っているわけですね。

人間が人間であることの証明、人権とかアイデンティティとでも申しましょうか、そういう目に見ることの出来ない大切なモノがいま現在の人間には足りないんじゃないか。。。


と、語ってみたりみなかったり・・・w


端的に何が言いたいのかといいますと・・・クジラとイルカの違いは(ry



おわり!